レンガ積みの家のメリットとデメリットについてわかりやすく説明させていただきます。日本国内では、本物のレンガを積んで家を建てられる会社がほとんどありません。そのため建築に携わる職人でさえ、どうやって積んでいるのか興味津々です。この記事がレンガ積みの家を考えている人のお役に立てれば幸いです。
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塗替え工事が必要ない
レンガ積みの家の最大のメリットは、外壁の塗替えが必要ないところです。厚さ7センチのレンガ外壁は、経年年化が起こりづらく100年後でもきれいな状態を保ち続けます。
その理由は、自然素材である粘土を成形し、乾燥させ、1150度の窯で1週間かけて焼き上げるため、レンガ表面がセラミック化され水分がしみ込みづらく、無機質なためカビなどの発生が抑えられるからです。
窓周りのコーキングや屋根のルーフィングなどは、30年以上もつ高耐久なものを使用しています。
2023年の様子 2008年の新築時
防音性能に優れている
火災に強い(耐熱性に優れている)
地震に強い
台風に強い
デメリット
レンガ積みに対応できる工務店が少ない
日本全国に私が把握しているだけですが、レンガ積みのできる工務店は20社もありません。なぜかというと、レンガを積める職人も少なく、年間に作れる棟数が限られるため、大手の参入ができないこともその理由だと思います。地震が少ないオーストラリアやアルゼンチンなどの外国では、レンガ積みの家がものすごく多く視察に行ったときは、そのほとんどがレンガ積みの家でした。ただし、鉄筋も入れずに積み上げているので、鉄筋入りで建てているのは、日本だけだと思います。
日本国内でレンガの生産量が少ないけど。。。
増築が難しい
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