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第1種、第2種、第3種換気のメリットとデメリット。なぜ換気が必要なの?

更新日:2月12日


第1種熱交換型換気扇
第1種熱交換型換気扇


 


第1種換気は、吸気と排気が機械で強制的に行う換気のこと。 第2種換気は、吸気のみ機械で強制的に行う換気のこと。 第3種換気は、排気のみ機械で強制的に行う換気のこと。 で、どれがいいの? と言う質問を頂いたので、簡単にお答えしますと、お金をかけていいのなら第1種換気です。

お金をかけたくないのなら、第3種換気です。 第2種換気は、第3種とほぼ同じ金額ですが、トイレとお風呂と台所は、排気しなければ行けないので、吸気のみという訳にはいきません。ですから、普通の住宅では、あまり採用されていません。私の家は、薪ストーブがあるので、第2種換気で強制吸気しましたが、ストーブの扱いに慣れてきたら、ほとんど強制吸気は使ってないです。室内が加圧されるので、ストーブから煙の逆流を防ぐためにそうしたのですが、あまり意味がないことでした。

第1種換気の中でも、セントラル方式で吸気して全熱交換をさせて強制的に排気するタイプがあるのですが、このタイプは、吸気時にフィルターで、花粉やPM2.5を室内に入れず、更に熱交換で外の空気温度と室内の空気温度を熱交換することで、冷暖房効率を高めるためのものです。 数年前までは、熱交換部分が結露してカビの発生などの問題もあったのですが、その問題をクリアしたいまでは、第1種のセントラル方式がもっとも優れた換気方法と言えます。でも、お金と手間がかかるんです。


 

1、第1種熱交換型換気扇の種類もいろいろある


○床下設置タイプ

 一番良いと思っているタイプです。基礎断熱にして床下を居住空間と同じ環境にしなくてはいけませんが、結露やカビ、設置費用やメンテナンス性などを考えるとメリットが一番あると思います。お風呂などの湿気の多い排気は、ダクトを通さず、第3種換気で直接外へ排気します。そのためダクト内は、乾燥しているためカビなどが発生しません。

床下設置タイプにするなら、シロアリ対策した基礎断熱にする必要があります。


○壁付けタイプ

 30坪程度の家ですと壁付けの場合、6か所ほど設置するので、10年以上経過しモーターが壊れた場合6か所の交換が必要になるので、メンテナンス性がいいとは言えないので、採用したことがありません。


○屋根裏設置タイプ

 屋根裏設置の場合、屋根断熱にすることで、大幅な価格UPになるのと、多くは、専門業者のメンテナンスが、2~3年ごとに必要になることも多いので、15年前に採用をやめました。

 

2、機械代35万円、設置費用10万円と消費税で約50万円の設備費用になります。2024.1月現在 


 

当社でいちばんお勧めしているのは、床下タイプの澄家e-coです。他のメーカーのものでもいくつかでていますが、コストパフォーマンスがよく、性能が優れている機種は少ないので、ぜひ検討に入れて下さい。



第1種熱交換型換気扇設置例

            床下に第1種換気の設置例


第1種熱交換型換気扇設置例

3、メリット

a,花粉除去率99.8% 、2.5µmの粒子は95%以上除去(空気清浄機の役割もあります)  実際に、重度の花粉症に悩む方に室内に入っていただいて、マスクを外して過ごしてもらいました。「花粉が全く感じられず、快適です」と感想をいただき、「必ずつけたい設備ですね」と非常に気に入ってもらいました。

b,光触媒に付着した菌やウィルスにUV-A(紫外線)を照射して、水や二酸化炭素に

 分解して除菌



給気口にUV-A
給気口にUV-A

c,PM2.5も室内に入れません。

d,フィルターの交換費用が安い。   

毎月1度交換するのですが、洗って再利用できます。2個入っているので、きれいな方を入れていただいて、汚れた方を洗って干しておいて下さい。 1個4000円位です。

e,毎月の電気代が1000円以下

f,日本製のモーターを使っているので、壊れても部品交換できるので、安くて安心です。


g、メンテナンスが必要なのは、モーター交換、コントロールユニット、基板などの交換ですが、どれも3万円以下で修理可能です。


h、熱交換効率が80%以上あるので、冷暖房の費用が非常に安く済みます。室内20度、外気温0度の場合、熱交換すると0度の外気を16度にして室内に入れるので、エアコンの負担は4度の上昇ですみますが、20度の空気を排気して、0度の空気を直接入れる第3種換気では、エアコンの負担が多くなります。


i、上記のことから、第3種換気と比べて最大30%の暖房エネルギーの削減になります。



 

4、どの換気方法も同じことが言えるのですが、きちんと換気するには、気密がC値1.0以下でないと意味がありません。当社の場合、換気扇の性能が十分にでるC値0.5以下にしています。 すきま風がビュービューのところを換気しても意味がありませんものね。 気密をしっかり取れていれば、家の中の空気を2時間で1回完全に入れ換えることができます。ただそれだけなら、第1種でも第3種でも変りはないです。ただ、空気をきれいにして、冷暖房効率を上げることができる第1種換気は、ドイツなどの先進国では、一般的に利用されています。スウェーデンでは、法律で熱交換換気が義務化されています。


2024.1.19更新




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