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1階の剛床工事のお話し

更新日:4月4日

今回は1階の剛床(床の下地兼構造面材)についてお話ししようかと思います。


最近の工事では上棟前に1階の剛床工事を終わらせるのが主流になりましたね。

上棟時の作業性が良いので事故が減りますし、なんといっても見た目が良いですよね。


1階剛床 施工風景

でも、コンクリートってそんなに早く乾くのかなって思った事ありませんか?



〇〇年は湿気が抜けないんじゃない?

なんて若い頃教わりました。

実際RC造の内装裏側は新築で黒カビだらけですから頷けます。



更に屋根や外壁ができていない時に雨が降ったら床下にしみ込まないのかな?

とか疑問に思いませんか。床は水平だし・・防水している訳でもないし・・


結論、養生していても結構入ります。


基礎上 雨水

まぁ、どの住宅でも床下換気はとるでしょうから後に「乾く」に繋がる事とは思いますが、ネコ土台(通気基礎パッキン)でない基礎などは竣工後に床下の機械換気がようやく始まるので

恐らくその時には床下はカビています。





一番注意したいのが耐圧盤上の基礎断熱部ですかね。


基礎断熱

ここに雨水がしみ込んでしまうと厄介で

まず乾きません。


見つけ次第面倒でも全て一度剥がして

ファン等で強制的に乾燥させないと床下の湿度がどんどん上昇し、剛床裏面に綿の様な白いカビが生えてしまいます。


これ、結構あるあるだと思います。



これらの予防と可能な限り長期でコンクリートを風通し良く乾燥させたい理由で

弊社では 屋根・サッシ・外壁部がしっかり止水できた状態 を確認してから

1階の剛床を敷いてあげる様にしています。


<風通しの良い基礎づくりのポイントについてはまたの機会にお話し致します!>




止水ポイント



耐圧盤の高さが地盤面より低いなどの特殊現場の場合は、打継目地やセパ(型枠を押さえる幅止め金物)から浸水しますのでそこも注意が必要です。





(※因みに中間検査など受けていても検査員はこれらの確認はせず合格になります)


工期の短縮や職人の作業効率には逆行するので、働き方改革を無視する事になりますが

住まう方が健康に暮らす重要なポイントだと思いますので注意してみてください。


お引き渡し時に「床下換気口を空けたらカビ臭い」なんて時は要注意かな。


以上、1階の剛床工事のお話し でした。


~ 建築部1号 ~

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