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​地震と余震に強い家

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2030年代には、南海トラフ地震や関東大震災が来るだろうと言われており、大地震がいつ来てもおかしくないとも言われています。

2025年4月より全棟許容応力度計算を行い耐震等級2もしくは3を取得するようにしています。ただし、耐震等級3を取得した家でも何度も来る余震に耐えられるとは限られません。

*耐震等級2もしくは3としているのは、自由設計を妨げず過剰な耐震設計になるのを防ぐためです。

一度目の本震で耐震壁が損傷を受けているかもしれないからです。

​それを未然に防ぐことができるのが、制振装置です。制振装置には、いろいろな種類があってその中でも長寿命で震度1、2からでも効力を発揮する制震ダンパーを採用しています。

上記の写真は、熊本地震の被害家屋です。一見倒壊せずまだ住めそうですが、赤紙が張られいつ倒壊してもおかしくないそうです。赤紙には「危険」と書かれており、中に立ち入ると大変危険という意味を示しています。

許容応力度計算書

許容応力度計算ではできない地震や台風などによる建物の変形を計算する限界耐力計算もしています。建物の重心と剛心を見ることにより、どこの壁に制震ダンパーを入れるかを決めます。下の表で1.0以上の評点の住宅にしか、この制震ダンパーを付けることができません。この装置を付けることで建物の揺れを50%減らすことができます。

限界耐力計算書

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