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2023年 リフォーム住宅補助金最大260万円はとても使いやすくなった

更新日:2023年1月16日

  • 住宅の断熱性向上のための先進的設備導入促進事業(経済産業省・環境省)

  • こどもエコ住まい支援事業(国土交通省)

  • 高効率給湯器導入促進による家庭部門の省エネルギー推進事業費補助金(経済産業省)

昨年までは、各省庁が出してくる補助金の併用が出来なかったり、温熱計算など専門家に頼まないと申請できないようなものや、着工制限と工事完了時期が決まったりしていたので、ほんとに使いにくかった補助金ばかりでした。

それが、2023年の補助金に関しては、各省庁をまたいでワンストップで申請できるようになり、さらに併用もできるようになるそうです。


2050年カーボンニュートラル実現に向けて新築はもちろんですが、既存住宅の省エネに本気で対応している内容になっているようです。

例えば、リクシルのインプラスという断熱2重窓を1棟分取り付ける工事をした場合、何の計算もいらずにかかった費用の50%(200万円上限)が補助されるようになります。


ほとんどの家が20か所くらいの開口部だと思うので、工事代含めての150万円~200万円程度だと思います。その半分75万円~100万円で窓断熱工事が出来てしまうんです。1枚ガラスのアルミサッシの住宅にこの工事を行えば、毎月1670円の光熱費の削減になり、結露も防止でき快適な住環境が手に入ります。(予算1000億円)


また、玄関ドアもこどもエコ住まい支援事業(予算1500億円) を使ってリフォーム工事をすれば、上限60万円(下限30万円~45万円)の補助金が受けられます。玄関ドアが40万円で断熱ドアに交換できれば、10万円の負担で玄関ドアを交換できます。


また更によいと思ってることは、昨年までは、補助金の交付決定がされていないと工事の着手が出来なかったのですが、今年のは、工事完了してからの申請なので、既にしてしまった工事にも対応できるかもしれません。ただし、令和4年11月8日以降の着工であることが条件です。3つの補助金のうち給湯器導入以外の申請期限は令和5年(2023年)12月31日までとなっています。工事完了後の申請となりますので、工事がそれまでに終わっていなければ申請できません。


これだけの進化を見せた補助金は今までになかったと思います。あっても使いにくかったり、予算が少なくてすぐに枠いっぱいになってしまったり、専門業者に申請を任せないとできないものだったり、使えないものばかりでした。


今年の補助金は、ぜひ多くの方に使っていただきたいと思います。

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