熊本地震 震度7が与える住宅への影響

最終更新: 2019年8月10日


4月14日夜に発生した震度7の大地震で亡くなられた方、ご遺族の方にご冥福をお祈りいたします。また、お怪我や被災された方々にお見舞い申し上げます。

私の故郷で大地震があったと聞いたのは、午後7時40分。仕事でベトナムに滞在中でした。熊本市内には親戚が多く住んでいるので何事もないことを祈り家内に連絡を取ってもらうと、全員無事とのこと。とりあえずホッとしました。そして、翌日9名の方が亡くなり、倒壊した住宅や熊本城がテレビに恐ろしい光景として写っていました。

住宅産業に携わる私たちにとって、地震対策は絶対になっています。法律でも阪神淡路大震災級の地震で倒壊しない家が義務付けられています。しかし、本当にそれだけで十分でしょうか?

東日本大震災の時、本震よりも余震時に倒壊した建物が多かったと聞きました。それから、全棟制震ダンパーを標準で装着することを決めました。

その理由は、以下の映像です。


地震の実験映像ですが、最新の耐震強度を考えた耐震等級3相当の耐震性のある構造壁の釘がいとも簡単に折れてしまっています。阪神淡路級の震度を加えた結果の建物の壁の状況です。

この釘は、指で簡単に抜けるほどになっており、その後続く余震には、当然耐えられません。

そして、以下がSSダンパーを装着して同じ実験を行った結果の映像です。


まったく損傷は見受けられません。地震前と何も変わってないのです。50%の揺れを抑えるこの制震技術は、今の地震大国日本においては、絶対に必要な装備だと確信しました。

いつどこで発生するかわからない大地震。これから建てるなら絶対に対策をこうじるべきです。また、家具や食器棚なども倒れないように固定する必要があります。

親戚の家でも食器が棚から落ちガラス片になってとても家の中を素足で歩くことができなくなります。寝ている近くのタンスで圧死した方もおられます。

今すぐにでも対策して未然に防げるように行動に移してください。


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