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材木不足が深刻化

今年に入り北米北欧からの輸入木材がどんどん品薄になっており4月末現在では、住宅着工にも影響が出始めています。


昨年4月に比べ住宅の着工棟数がアメリカで80%増、カナダでは100%増と両国ともほぼ倍まで高まっており、アメリカ・カナダから主に輸入をしていた日本に木材が回ってこない状況になっています。


また中国もコロナを克服し経済が活性化しておりの住宅需要の増加による爆買いも影響しています。アメリカではSPFといわれる木材は3ヶ月で2倍の価格になりました。


また、コロナで物流が止まっていたものが一気に動き出したことでそれをさばく人手不足でコンテナ不足に陥りました。木材を買えてもそれを運ぶ手段がないといった状況です。


このようないろいろな要因が重なり、これまでに経験のない勢いで木材価格の高騰が起きています。価格だけではなく輸入量が大幅減のため木材そのものが手に入りづらく相当深刻な状況です。国産材の供給も国内の木材需要に応えられるものではなく木材が手に入らないのが原因で倒産する会社も出てくるのではないでしょうか?


今後このような状況がいつまで続くのかが不透明な中、材木の確保に必死にならざる負えません。日本の国産材も流通には限界があり、すぐに生産量を増やすといったことができません。


この50年間で外国産の安い木材におされて日本の林業が壊滅的な打撃受け担い手もいなくなってしまい山は荒れ放題になっています。これから林道を整備したり、また一から製材所や乾燥の釜などを作り直し人を育て産業を復活させるには数十年もかかることでしょう。


材木調達に日本の大手商社も頑張っているようですが、ここまで価格が上がってしまうと国内で売れないのではないかという不安から、海外市場でも中国に競り負けているようです。日本の国力がこんなにも落ちてしまったかと痛感しました。


今後食物自給率も木材自給率もその他の自給率も落とさず維持または上昇させることは必須でしょう。そのためには、日本国政府の本腰を入れた業界の発展のために早急な政策が必要になることでしょう。


日本人を飢えさせないようにしてもらいたいものです。どこの国も自国民を第一に守るため物資の輸出は余っている時だけでしょうし、足りなくなれば過去をみると戦争も起こっております。そうならないためにも持続可能な社会の実現が急がれているような気がします。ウッドショックが早く収まりますように。

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