一戸建ての住宅をもつことって憧れますよねぇ・・
欧米では住み継いでいくスタイルが多いらしく
お爺さんの代で家を持ち、お父さんの代で別荘を持ち、子の代でヨットを持つ
なんて格言があるそうですよ。
なんかとても夢がありますよねぇ~。
日本では各世代で持ち家を持たなくてはいけないような風潮があり
代々住み継いでいるお宅を目にする事が少なく感じます。
建てる側としては折角建てた家を一世代で解体するのではなく、住み継いでいただきたい思いが強いのですが、全ての家づくりがそこまでの耐久性を備えている訳でもありません・・
もし欧米的な考えをお持ちの方は「レンガ積みの家」がお薦めですので
是非一度はご検討いただければと思います!
さて前置きが長くなりましたが、今回は我が家を例に(残念ながらレンガ積みではない)
この15年で何が老朽化しどういった出費があったかを参考までに記したいと思います。
と言うのも これから家を買おうと検討されている方に、新築された直後から
将来の修繕に備えた貯蓄を少し考えておいていただけたらと思ったので。
先に言っておきますがしっかり建築し丁寧に使ってあげれば大規模な修繕は殆ど無いです。
それではいきます!
といった感じです。
自分で直している部分があるので金額的に節約できている部分も多いのですが
大きいのは 外装の修繕・白物家電の故障 です。
できれば 1万円/月 程度はボーナスを見込まずに貯蓄したいところです。
レンガ積みの外壁だったらねぇ、この出費が抑えられたのにね・・
住宅ローン返済中に大きな出費は中々難しいと思いますので、貯めろとは言いませんが
「修繕費」のことを頭の片隅にでも意識しておくと良いと思います。
サイディングなどはチヨーキング(白亜化現象)が酷いとそもそも塗装ができなくなってしまいますので、そうなる前に必ず塗修繕される事をおすすめ致します。
コーキングが自然落下していたら要注意ですよ!
~ ここからは余談ですが ~
修繕などを自分でやりたい!という方は是非建設業へお越しください(笑)
主に現場監督になるといいかな。
日々各業者の作業を間近で見る事ができますので、意欲さえあれば色々なノウハウを身に着ける事ができます。仕事の中で覚えられる!これってすごいラッキーな事じゃないですか?
工事費などもきっと勤務先の社長さんが安価にしてくれる筈です!
昔は家の修繕事を「お父さん」が進んでやっていた気がしますが、今はあまり見なくなりましたね。上手い下手よりも、自分でやる事で家への愛着が湧きますから是非やっていただきたいものです。
結構車の手入れは頑張るのにねぇ、何故かすっごく高額な家には冷たい人多いよねぇ。
以上、一戸建て修繕費のお話し でした。
~ 建築部1号 ~
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