最近ツユクサをあまり見かけないな・・と思っていたら庭に咲いていました。
単純な「青色」の花が結構好きです。
この青い色素は、かつて友禅の下絵に使われていたそうです。
(この花で染めても色が留まらず水で色落ちしてしまうので下絵用らしい)
ツユクサは早朝に咲き始め、午後にはしぼんでしまいます。
この時に自分の雄しべをくるくると巻き寄せて自分の雌しべと受粉することもあります。
ツユクサは綺麗だけど繁殖力が半端ないので少ない内に間引く方がイイかもしれません。
というのも・・
ツユクサは花を咲かせた後にタネができ、そのタネで子孫を増やしていくのですが
根にも「閉鎖花」と言われる花をつけ、そこにもタネを作ることができるそうなのです。
除草剤などで地上部を枯らしたとしても地中のタネは生きていて、寿命も20年以上もつとかもたないとか・・
広がるとカラスノエンドウ(根粒菌)みたいに結構ヤバイ繁殖力かもしれません!
ツユクサを抜く時は表土を静かに掘り起こし「閉鎖花」ごと除去しましょう。
それにしても雑草の花って小さくかわいいものが結構ありますよねぇ・・
繁殖力が強く制御が難しいので叶いませんが、できるものであれば寄せ植えしたいくらいです。
以上、ツユクサのお話しでした。
~ 建築部1号 ~
Comments