先月モデルハウスの花壇に「クラピア」を植えました。
あれこれ色々と悩みましたが「クラピア」を植えました。
「クラピア」はイワダレソウを改良して生み出した新しい品種で
K7(花色:白)
K5(花色:淡いピンク)
K3(ピンク)
の3種類あるのが特徴です。
※イワダレソウにはピンクがありません
今回は3種類混ぜ植えてみました。
初期の水やりをしっかりやってあげれば
一ヵ月程でかなり増えます。(左写真)
ここまでくるともう成長を止める事ができない程の勢いになります。
その繁殖力に期待して、花壇の石の間からあふれてくるのを私は待っています!
噴火口から溶岩が流れるみたいな・・
ピンクといっても写真ではわかりませんね
綺麗なピンクなんだけどね。
イワダレソウやクラピアを植える前に知っておくといい事としては
<メリット>
芝より管理し易い(強い)
雑な刈り込みに対しても強い
丈が低く広範囲に這うように育つ
目立った虫害がない(毛虫・芋虫とか)
クラピアの広がった範囲には雑草が生え難い
全体に小さな花が咲くので綺麗(お客様がファンタジー!と表現していた事があった)
<デメリット>
繁殖力が大変強いので物凄く広がる(バンバン刈り込んで大丈夫)
低いブロック塀などは乗り越えて道路まで広がる
小さな花にミツバチがかなりの数寄ってくるので、虫が苦手な方には向かない
常緑ではないので冬場は枯れてしまう
といったところでしょうか。
私の自宅にもイワダレソウがありますが、購入したものではなく群生していたところから
ひとつまみいただいてきたものです。
たったひとつまみがバンバン広がっていき、下の写真のようになっちゃいました・・
植栽の管理って手間がかかる事ですが、なるべく緑地部分をつくり地表面の温暖化を防ぎたいという思いが私にはあります。
地球規模でみたらとても小さな事ですし、まぁ今の時流には合わない事かもしれませんね。
しかし15年ばかし緑に囲まれている自邸は局所的に環境が違うのを体感しているので
どうも人工物でかためてしまう庭づくりに意欲が湧かず、仕事でもついつい
「前面コンクリ打設」や「人工芝」の依頼があった時には一度は待った!をかけています。強制はしませんよ(笑)
人工物ってSDGSではないし・・庭づくりや庭管理にも補助金が出ればいいのだが・・
「ハイスペックな家づくりをすれば全てよし!」と内側に目がいきがちですが
外側についても今一度目を向け、心地よい住環境を意識してみても良いかもしれません。
以上、話題が少しそれましたが クラピアのお話し でした。
~ 建築部1号 ~
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