4月7日

鋸(のこぎり)のお話し

最終更新: 4月25日

新しい期を迎え、皆さんいかがお過ごしでしょうか。

日々なんとなく過ごしてしまうのはとても勿体ないですから、何かやりたい事や目標を仮に掲げ(成し遂げなくてもイイ!)過ごしてみるのも良いかもしれません。

そうそう、我が家のソメイヨシノはあともう少しで満開になりそうです。

毎年頑張ってくれていて、ご近所の方の花見ポイントになっているそうです。

開花後は数種類の野鳥が花をついばみにやってきます。鳥によってはまるごと花を落としていくので、ちょっと嫌です(笑)

さて、そろそろゴールデンウイークですよねぇ。

お休みに旅行に行かれる方も多いと思いますが、お家でDIYなんて方もいますかね?

そんな方向けに今回は鋸(のこぎり)のお話しをしたいと思います。

これはいつも私が使っているノコギリです。殆どが替刃式の安価なものです。

釘など引っ掛けなければ意外と長期で使える(切れ味はさほど変わらない)ので

DIY程度の使用でしたらあまり変えることもないのかなと思います。

※必ず使い終わったら錆びないように掃除し、シリコンスプレーを塗ってあげましょう!

なんでこんな沢山持ってるの?と思われるかもしれませんが、それぞれ用途が違います。

ざっくり説明すると切断面の仕上がりの違いかな・・それぞれ解説致しますね。

これは主に解体や雑木の剪定などに向いたのこぎりです。

良く切れますが刃が大きく荒いので

写真の様に切断幅が広くササクレが出やすいので細工には向きません。

これは一番よく使われている刃かな。

「ゼットソー265」です。

雑に切ればささくれるし、丁寧に切れば細工でも使える刃です。

切り出しだけ注意すれば万能です。

一本は持っていると便利です。

で③

これは②より綺麗に切れる

「ゼットソー8寸目」です。

②より刃が少し小さく細かいので

切り出しがスムーズでささくれ難いです。

「ゼットソー7寸目」という更に細かい刃もあります。

これはDIYがうまくなる一本なのでおススメです!!

④・⑥⑦

ここからは「細工鋸」になります。

だいたい切断幅が0.3ミリかな

鋸の長さや刃先の形状に違いがあります。

細工用は板厚が薄い為、曲がらない様に背金で補強されています。

背金のおかげで真っすぐ切りやすいのこぎりです。

これは「アサリ無し」の のこぎりです。

アサリがないので主にダボ切などに使います。細工鋸の背金なし版って感じかな。

説明がとんでしまった⑤は主に塩ビパイプを切断する のこぎり です。

⑤の説明をすると鉄用・せっこボード用とかまだまだ種類が増えてしまうので

今回は主に「木」を切断するのに使う のこぎり の解説をさせていただきました。

ご紹介したのこぎりの歯はカッターの様に鋭い刃ですので、取扱いには注意してください。

DIYを見ていると、切れない刃物を使い怪我をしそうになっている姿を良く見掛けます。

「え!こえーーよ」と思ってもまず切れる刃を使わないと上達しませんし嫌いになりますので、少し割高かもしれませんが使ってみると良い思います。

次回は「ビスの種類・用途」などについてもお話しできたらと思います。

以上、鋸(のこぎり)のお話しでした。

~ 建築部1号 ~

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