4月18日

植樹(高木)のお話し

桜、散っちゃいましたね、、

今年も我が家の桜は沢山の花をつけ

楽しませてくれました!

10年くらい前かな

ホームセンターで購入した苗木でしたが桜の樹は強いものでどんどん根を張り育っていきます。

左写真は5~6年前の庭です。

こう見るとまだ桜の樹が小さいですね。

さて、我が家の庭には沢山の樹があります。

殆どが1~2mの苗木からはじまり、綺麗な樹形になるように剪定を繰り返しました。15年も経つとそれなりに木々も落ち着いてくるものです。

お庭の手入れは楽ではありませんが、その分毎朝緑を眺められるという贅沢を味わえます。

色々な野鳥や虫などがやってきますよ。

←こいつはヤバい(珍しい)です。

蝶より美しくでかい蛾です。

このオオミズアオには口がありません。

えっ?知りたくないって??

それでは本題に戻って

そんな我が家の高木を少しご紹介します。

これは7年前に植えたコナラです。2本の苗木を束ね株立ち風に植えました。

植えて5年ほど経った時にどんぐりができる様になりました。

どんぐりってなかなか実らないんですねぇ

でもいざ実ってみると掃除が結構大変、、

特に虫もつかず元気かな。

葉が散るのが我が家では一番遅い樹です。

次のオリーブも成長が早い樹です。地植えして根付くとガンガン成長します。

下写真左が購入時で下写真右が9年後の状態です。

常緑で2本植えれば数年後には実がなります。我が家には1本しか植えてませんが

近所のオリーブと蜂さんのお陰で毎年実っております。

写真左上がオリーブの花です。

花粉の量はすごいです。

蜂が受粉をしてくれると、写真右の様に

沢山の実ができます。

虫害は少ないのですがゾウムシに狙われてしまうとなかなか救えないかもしれません。

我が家は立派なシンボルツリーに育っていましたが今年伐採し焼却しました。

根本からやられているので復活は厳しいかと思いますが、脇芽が頑張っているので少し期待し見守っております。

次はカツラの樹。これは5mくらいある樹を移植したのですが、根回しの期間をとらなかったせいもあり上手く育てられませんでした。埼玉だと寒くないので紅葉時に葉色は赤くなりませんが、落ち葉は砂糖の様な甘い香りがするのが特徴です。

育てるのに苦戦している内に、ツヤハダゴマダラカミキリ(外来種)に狙われてしまい

立派な樹でしたが近所迷惑にならない内に伐採し焼却ました。

幹全体に侵食しマシンガンで撃たれたように穴が開き見るも無残でした。

そんなカツラですがいまでは株立ちとして生まれ変わり立派に育ってくれています!

とても綺麗でしょ!

次はアオダモの樹。アオダモは植える場所が悪いとすねますかね(笑)。

樹木全般に言える事なのですが通常より葉が大きく育っている時はすねている事が多い様な気がします。

植え替えしてからは大きく育ってくれていますが、なかなかデリケートな樹に感じます。

上の方に葉が付きますので、株立ちの様に邪魔にはならず木陰をつくってくれます。

アオダモの左脇にあるのはヒメシャラの樹です。これは育ちが遅い樹です。

花が散ったあとの実が綺麗です。

この樹はコガネムシに注意です。葉をガシガシ食べてしまうので見掛けたら退去いただきましょう。さもなければ翌年土中に幼虫が発生し根を食べられてしまいかねません。カナブンとは違いますからね。カナブンは放っておいてOKです。

左上の写真は落ちた種から芽吹いたヒメシャラです。

なかなかレアなケースだと思います。よほど気言った場所だったのでしょうね。

次はモミジ。これは500円で売っていた元気のない樹でした。幹の色が白っちゃけていたので多分これも根回し時期が悪く元気がなかったのだと思います。

元気がでてきたのはここ数年の事で、紅葉時に葉色が真っ赤になります。

虫害はイラガですかね。恐らく桜の葉からの飛び火だと思われます。

次はエゴの樹。この樹は少し大きめのスズランみたいな花が咲きます。

花は下向きに咲くので散る時にプロペラの様にくるくる回り地面に落ちます。

これはカミキリムシに根まで完全にやられて今はありません😿

梅は枝の向きが独特なので、長期で剪定し今も尚樹形を調整中です。

「桜伐る馬鹿梅伐らぬ馬鹿」ということわざがありますよね。

剪定してやると見事な梅の実がなります。

我が家で一番先に動き(開花)がある植栽なので「今年もちゃんと春が来るんだなぁ」と思わせてくれる一本です。白梅もほしいなぁと思っています。

この他にも色々植栽されている庭ですが、話が長くなるので本日はここまで。

最近は植栽を好まない方が増えましたが、日差しに強い樹って結構少ないので

単独で植栽するのではなく、木々で影をつくりあって育てるのが理想的なのかなと思います。根本も熱を帯びる「石」とかではなくて、地被類などでグランドカバーしてあげると尚よいかと思います。

「家」づくりと共に「庭」づくりをされると「家庭」が出来上がるのかもしれませんよ。

以上、植樹(高木)のお話しでした。

~ 建築部1号 ~

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